俳優や裏方に疎い人の所感

刀ミュ他2.5をのんびり追っかけてる人のただの感情

刀ミュ 陸奥一蓮13ソワレ-14マチネ

一部

これは本当のことなんですけど、私はやひこのセリフの「やひこの分は(聞かなくて)いいよ」って言って三日月宗近に抱きつくところが最泣きポイントでした。

耳を塞いで、聞かなくてもいいよって言って嘆きや不安をそれ以上出さない小さな命に泣いたし、多くを聴いてきた(そうする事が当然と思っている)三日月宗近に聴かないという赦しを与える子供こそ神か?

アラハバキって三日月宗近のことを呼ぶ子供が、神様も聴かなくていいって包み込むの、表現が安直だけど天使か?

三日月宗近に抱きしめられていたけれど、あの場面ではやひこが三日月宗近を巨大な包容力で抱きしめていたと感じた。

それがあまりにも(また安直な表現だけど)尊くて、泣くなと言うのが無理だった。もう静かにぽろぽろ泣いてました。

マスクの中、涙でべしゃべしゃだったよ……。

 

ぶわっときたところで言えば、阿弖流爲と母礼が二人で死ぬことを選んだ辺りでの加州と蜂須賀の反応。

加州が二人一緒に、か〜みたいなこと言っててそこもうわってなりました。

近藤さんは一人で投降することを選んで、土方さんを逃した。

そういう新撰組の出来事があるからこその加州の反応と、それをちらっと気にしている蜂須賀の様子にもうね、くるものがありますよね……。

 

あと正規軍を動かす程に地方の勢力が大きくなったとかのところ。

あそこもわりと土方さんたちが箱館から国を作ろうとしたこととかも思い出したよね……。

 

そしてやっぱりラストの半座わかつ〜の流れが泣く。

特におそらく子役が幼き泰衡なのかな、と思うとよりね、お花を渡すところに……。

泣いちゃうよ〜。

多分あそこは秀衡様と泰衡様かなって思ってる。

 

囲み取材の動画は見ていたのですが、実際に舞台セットを見て、演出を見て、「ああ初期の刀ミュの形だな」と思う部分と「そこから成長して形だな」となる部分があったように思います。

今回久々の出陣の歌があったり、ひろーい大階段があったり、それでいて刀剣乱舞は本編でしっかり歌われなかったりしていて、面白い。

 

これはどうしても言いたいことなんですけど、加州とかがシャツ姿の中傷できたから、「蜂須賀どうなっちゃうの?!」とビクビク(私は男の裸体が苦手)していたらコンプライアンス発動してくれて、インナー残してくれたから最高of最高だったし、助かった〜!

と言うかあの鎧の下のインナー、マジで図録にあるだけみたいなものだから、図録見てない人には存在感薄いだろうからオリジナル衣装みたいな誤解されやしないか気になってるところではありますね笑笑

虎徹、脱ぎっぷりがよくて鎧パージしたら上裸になっちゃうから……。

 

冒頭の阿弖流爲と母礼と三日月宗近の場面は終盤のここではなく、いつかあった別の二人との遣り取りだったのかな?と解釈しました。

ご丁寧に阿弖流爲が「何度目だ」って聞いてくれてたし。

 

ご丁寧と言えば加州の丁寧な丁寧なフラグ建築。

大包平に怠慢だと指摘されて、山姥切国広に昔の本丸のことを聞くときに「無事に帰って来たら話をしよう」って約束するの、あまりにも丁寧なフラグ建築すぎて、見ながらそれはフラグだ!やめろ!!してました。

案の定フラグ回収重傷でしたね!

ところで私、加州の真剣必殺をもう年単位で見てないので覚えてないんですけど、猫の鳴き声入ってるのうわわっ!?てなりましたね。

黒猫〜!!

 

三日月宗近の殺陣が美しい。

兎角美しい。

本当に袖の翻り、裾のはためき。

全てが美しい。

やはり美しさという一点特化天下五剣はこうでなくっちゃあね!

戦闘力どうこうよりも戦闘時、非戦闘時の美しさこそが三日月宗近だと思ってるから、今作の三日月宗近、常に美しくかなしくて最高だね……。

 

一番古い桜の木を人見知りみたいと言われて、歌仙ならそりゃそうだ。となるなどした。

えっ、じゃあ歌仙がいない間に畑仕事に精を出す大倶利伽羅が本丸に爆誕してるの、ニュートラル歌仙が見たらびっくりするんじゃ……?

しかし今回ではっきり歌仙が初期刀ですってお出しされましたけど、これって伊藤さん時点での考えだったのかな?

気になる〜。

伊藤さんの配信偶々見た時に初期刀は決めてるけどそれをいつ出せるかは〜みたいなこといってたからねえ。

伊藤さんの想定する初期刀、顕現順を引き継いでいるんですか〜!?教えて〜!

 

今作は過去作の楽曲を使って新しい歌詞を当てたり編曲してたりで面白かったですね。

加州ソロの「ねぇ」から始まるやつなんかは、最初リズムとりにくくない!?ってなったりしましたね笑 

あとそもそも「ねえ」から始まるせいでセリフかと思ったから音声でかくて「声でか!」になった笑笑

今回は聴き馴染みのある曲も多いからか耳に残るお歌が多かったですね。

個人的にはみんなで夜が明けていく歌、好き。

あと忙しい人向けの蝦夷の歴史とか、多めでしたね。やっぱりこの辺りはわりとマイナー感ある歴史ですからね。

 

私はなんとも思ってないんですけど、鶴丸が水心子くんを使って三日月宗近を誘き出すの、切羽詰まってるのかな?という感じですよね。

私としては鶴丸はその場で悪かったなしてるし、水心子くんもムカムカっとしてるわけでもないから、それで終了してます。

鶴丸としては審神者が心配していることとは別に、多分この平安時代初期への道を作る弊害とかもあって三日月宗近の身を気にしているのもあるんですかねえ?

あの最後の三日月宗近の記憶のノイズがかなり気になっていて……道を探すために、記憶の劣化が起こっているんじゃないかと心配になるのよね。

ところで鶴丸の鶴の羽、どこの鶴から毟ったの?

もー刀剣男士すーぐ審神者の知らないアイテム出してくる〜!

 

今回「刀剣乱舞まででいいから観て!」って言ったらマジのマジで二部まで見ることになる、やつ!?

刀剣乱舞を本編ではそう使ってくると思わなくて新しいねぇ〜!の気持ち!拍手!

後単純にこのアレンジが好きだった!

 

山姥切国広に「君も、優しいよね」ってつつく蜂須賀きゃわ〜。んふふふふってなるわね。

蜂須賀にはきっといろんなひとの「やさしさ」が見えてるんだろうな〜。

 

二部

百花絢爛

(13ソワレ)大包平・(14マチネ)水心子

(13ソワレ)加州・(14マチネ)山姥切国広

大包平蜂須賀水心子

加州山姥切国広

三日月宗近鶴丸

太鼓

炎舞

歴史人物歌

刀剣乱舞

 

百花絢爛

やっぱり百花絢爛だわ!

なによりも推しがうつくしいので優勝優勝優勝優勝優勝優勝!!!!と叫びたいくらいに好き。

毎度のことながら蜂須賀と三日月宗近がセットで並んでると美×美=美ッグバンが起きる。

大感謝。

 

大包平水心子蜂須賀の曲は蜂須賀と水心子がイェーイ!て感じでタッチ?してるところとかあって可愛いので可愛いを浴びられる最高の曲。

ノリとしては断恋みたいなテンションでわーわーしてる感じ。

 

13ソワレMCが刀剣男士知恵の輪

行司が水心子。なんだけど実質行司が蜂須賀みたいになっててその度に大包平が「もうお前が行司だな!!!!」してて面白かった。お前の相方だよ!笑笑

もう蜂須賀が知恵の輪の説明を水心子くんよりしていて、面白すぎたし、すえひろがりのタオルだから加州が「それ俺いなかったやつ!」ってなって、終わってから「次やる時は違う手ぬぐいにしてよね」ってしてたから笑った笑った😂

加州はおらんかったけど、さとりゅは見にきてちょっと踊ってたよね!笑笑

蜂須賀大包平三日月宗近山姥切国広、加州鶴丸のペアだけど、始まる前からお互いにタオル引っ張りあって敵対してたのは三日月宗近山姥切国広ペアでした。

蜂須賀と大包平の様子を見てると、大包平が足を通そうとしたり、蜂須賀が足を通そうとしたり、大包平の背後に回ってタオルを潜らせようとしたりしてました。かわちい。

 

14マチネMCはボール運び

行司は山姥切国広。

鶴丸が最初に噛み、その時点で加州既に座り込んでなかったかな?

そして次に水心子が噛み、仲間ができて安堵する鶴丸。そしてリテイクされる水心子。

しかしリテイクでは噛まなかったが、その後のセリフでまた噛むことで加州は崩れ落ちたまま、蜂須賀が「加州が座り込んでしまった」と言う。

もーおもろおもろ!

そしてそんな蜂須賀と加州がペア。三日月宗近と水心子。鶴丸大包平

顔を近づけると結構緊張しちゃう蜂須賀☺️

加州とボールを挟んだもののすぐに落としてしまう。

やり直しを許す山姥切国広行司。

既に噛み噛みのくだりで時間を使っていたのに、ここでも時間を使うことを許す行司、初めの五振りの絆かなにかなの???笑

あとそもそも説明が雑だったよ、行司笑笑

もう一度やり直しをしたものの、裾を踏んづけてしまって転倒するPrincess Hachisuka👸

百花絢爛での裾を広げながら持ち上げて階段を登る姿と言い、やはり圧倒的姫力を感じる……!!

そしてさらにやり直してどうにかゴールした結果が四秒!

次の三日月宗近水心子組はわりとすんなりできて、四秒!(おや?)ここでもう少し細かい時間がわかるはずだぞとクレームが入るも、認められず!笑

満を辞して登場の大包平鶴丸ペア。なんとなくこのあたりは雑に早くやれ的な行司様笑笑

そして早くゴールした。「に、二秒、だ……!」に疑惑の判定を感じずにはいられない。

名前を呼ばれるのは大包平鶴丸だったけれども、加州が「いいな〜俺も呼ばれた〜い」したら一部の審神者が加州って呼ぶから大包平の爆速ツッコミで「それは違うだろぉおぉおおおおお!!!俺たちは真剣に勝負をやったんだ!!」でまた笑った。おもろすぎる。

やはりつっこみは大包平に任せられる。だってアクセルの踏み込みが迷いないんだもん。ありがとう。

そして行司はも〜こりごりだよ〜になって山姥切国広草不可避ですわよ。

でもこの期間の長さ、絶対何度も行司は来るから覚悟して慣れろ🤣

不安そうな顔してる山姥切国広、ちゃんと見たかったなあ〜🤭

 

蜂須賀のお衣装

黒のロングコートはスリットも入って、踊る度にひらひらふわりふわりと広がって最高。

このコートの裾を持って階段を上がっていく後ろ姿は何回見ても美味しい。

 

スーツ姿

ラベンダー色と言うか、紅掛空色を薄くしたようなほんのりとした紫色にゴールドの襟とかで、意外とシンプルに落ち着いてるような感じ。

スラックスにもラインとか入ってなかったかな?

たぶん色のゴールドが強いから柄はなかったような気がするけどアップで見てないのでわからないです。

ジャケットを脱いだ後は前身頃が紫と金の襟で、後身頃は全面ゴールドの生地だったから、戦闘衣装みたい!ってちょっと思った(二部は現代での戦いだよ)

光沢のある布だから、ストレッチ感はなさそうだけど、どうかな?

あと開始時と太鼓時ではヘアスタイル違うのも良い。

太鼓の時は肩に紐をかけて叩くものだから、まとめ髪になってて、やった〜!の気持ち。

私、スーパーロングのまとめ髪スタイル、だぁいすき!だぁいすき!!!!💜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは気持ちのいい話ではないのでポジティブなものに留めたい人は読まないでください。

 

これはちょっとした気持ちの落とし所の見つかっていない話。

まだ二回しか観ていなくて、話を整理しきれていない部分も多々あるとおもうので、これは今だけの気持ちかもしれないし、逆にずっとこの気持ちのままかもしれない。それは今後どうなるかわからないんですが……。

蜂須賀推しとして、今回の話に蜂須賀虎徹って、必要だったのかな?という疑問が生まれてしまいました。

こんな疑問持ちたくないよー!の気持ちがすごい強いんですけど、本丸最初期の出来事にまつわる刀としての山姥切国広、三日月宗近鶴丸国永はどうあっても外せない。

三日月宗近にまつわる刀として水心子正秀も外せない。新々刀の祖として、古刀である刀を理解しようとするのが彼の役割だし。

加州清光新撰組の刀として北の地の出来事(正規軍に追われた勢力)に縁がありつつ、古めの刀だが古参の刀たちの中での出来事を知らないから突っ込む役割。

また尻込みしている加州の背中を押すと言う部分を担う大包平

と考えていった時にじゃあ蜂須賀の役割ってなに?と戸惑ってしまった。

側にいる刀たちに声をかけてるし、みんなと仲がいいのもわかる気遣いや優しさ、そういうのがあるって出してくれるのは嬉しいけど……でもそれって別に蜂須賀じゃない刀でもできること、じゃない?

という気持ちが生まれてしまって、拭えなくて、非常に困る。

清麿に頼まれて大福を持って行って水心子とおしゃべりするの、かわいいです。天江戸絡みはとてつもなく嬉しい。

でも別にそれも、桜を見上げて(何かを察して)立ち止まる加州に一声かけるのも、阿弖流爲との会話でも……別にそれって蜂須賀じゃなくても、できますよね……?

なんと言うか私の中でこの脚本の中の蜂須賀のセリフが、前後の会話やシチュエーションから必要不可欠だ!と感じ取ることができないんです。それが悲しい。

蜂須賀、初打刀の中ではステがわりとちょい高かったりするところもあるけれども、じゃあそれが重傷になったあとの戦闘で反映されて検非違使を沈める決定打を打っているかと言うと、私にはそうとは見えなくて……なら別に他の刀でも変わらないよね?になる。

蜂須賀本公演二作目、とても嬉しいです。

でも嬉しい反面、別にいる必要を感じない脚本ポジションでなんと言うか、キャラの扱いが難しかったのかな……の気持ちになって気持ちが萎んでしまうところもあり……残念な気持ちになってしまいました。

誰かが蜂須賀はこの脚本のこう言うところに必要だったよって言ってくれるならそこを飲み込んでみようという気持ちになれるんですけど、他人の感想漁れるほどの気力もないため、もやもやしたままです。

同行者に「今回の蜂須賀っている意味あった?なんか作中での重要な関わりしてた?」って聞いた時に「それは……うーん……」みたいになってしまったので……どうにも気持ちが晴れず。

あと参戦日が悪くて二部で蜂須賀のソロを聴くことができなかったので、単純に推しの歌を少なく感じてそれも残念だった……。

14ソワレも入れたら良かったんですけどね……。

そんな感じでどうにも全力で楽しかったー!だけにならなくてちょっぴり残念な気持ちです。

それでも泣いたこと、笑ったことはなくならないので、悪いことばかりではないです。