刀ミュ 鶴丸大倶利伽羅双騎出陣〜春風桃李巵〜8/7配信
マチソワ見ました。
後味さわやか。この六年で最も口当たり軽くそれでいてしっかりと濃縮された刀ミュの味わいを感じられます。
歴史に関する不明部分を観客にある程度噛み砕いて伝えるところも多いため比較的整理がしやすく、またその語り口の軽妙さが重くなりすぎないのがよし。
唐橋さんが虎哉禅師で中盤までの物語を語り、教え。後半からは支倉常長として物語を飾っております。
支倉さんのお衣装が、実際に残されているお着物の立体化だったし、チーク濃いなと思ったら、実際の肖像画も割と頬がちゃんと赤が目立っていて、なるほどなとなりました。
岡さんの伊達政宗は青少年期の猛々しさ、青年期以降の雅やかさや、気さくさ、ユーモラスな様子がとても良い伊達政宗でしたね。
この爽やかさが脚本が浅井さん、白川さん、月森さんの御三方の手によるもの、と言うことなのでしょうかね。
本編二時間の中に、歌曲はざっと数えても三十曲くらいはあったかと思います。
鶴丸がまず真白な鳥のリプライズ(アレンジ)から始まったのがとても高まりましたが、全体としてはパライソからのリプライズもいくつかあって、リプライズやアレンジが好きな人間としては大変興奮いたしましたね。
白き息のアレンジもあったと思うんですけど、未熟な大倶利伽羅がここで歌って、そのごパライソの白き息の歌詞になるのかと思うと大興奮いたしました。
また政宗様の歌が多いので、最高です。
発声がやはり素晴らしいため、伊達政宗を推している方で刀剣乱舞知らないことに二の足を踏んでいる方には是非、この風雅を解するタイプの伊達政宗岡さんを見届けてほしいなと思います。
鶴丸が穴を掘る歌を歌っていましたが、歌詞が完全に“ただの落とし穴”じゃないんですよね。
楽しく落とし穴を掘る歌じゃなくて、掘られた穴の先にあるのが闇なので、完全に闇深穴掘りなんですよね。
だってねえ、墓に入った鶴丸だからね。
ただそうやって暗い雰囲気のままに掘った穴に、最後には自分がすっぽり落ちて、背中を預けるにはまだまだだった大倶利伽羅が任務を経て少し成長した結果、鶴丸へと手を伸ばして引き上げてくれたのが良いんですよね。
この段階を経て、みほとせで悟兵を失い、そしてパライソでは鶴丸の背中を支える大倶利伽羅になるんですもんね〜。
その流れがとても好き。
個人的に愛姫がとても大好きなのでちゃんと愛姫出てくれたの嬉しかったですね!
そしてそのターンでの鶴丸のファルセットのお歌、ボイトレ頑張ってるんですね……。
大阪までで安定するといいな。
慣れてないと喉疲れちゃうと思うのでそこがやや心配なところではありますが。
愛姫と鶴丸が政宗の幼少期の手習の紙を持って歌うラストシーンが大好きで、そこで涙腺がぐさぐさぐさーーーーっとされました。
政宗様を深く愛してるめごめごがめっちゃ大好きなんですわ。
冒頭の虎哉禅師の語り始めのところ、政宗について話しているところが、刀剣乱舞みを感じる。
歴史は歴史、人は人でございます。
人伝に語り語られ、大河の濁流に呑まれた小石のようにいつしかひとりの人間としての形は忘れ去られ。
ただの物、語りになってしまうのが世の常でございます。
偉人の本当の人となりは誰もわからない。
ですが政宗公は違う。
のこの部分がね。刀剣乱舞、刀ミュみをとても感じますよね。
そしてだからこそ自筆の手紙がたんまり残ってる政宗は一個人としての姿が他の偉人たちよりも鮮明に感じられると言うのが好き。
三国志とかもそうなんですけど、誰かが別の誰かに書かせた物と自筆のお手紙ではやっぱり文字から感じられる人物像に差があるんですよね。
二部はまあこれだけは言いたい。
イエローサックスパイダー来るなんて聞いてない!!!!!
聞いてないよ!!!!!
だからマチネのお手紙まさかの豊前だったんですか!?
あとYSSの時の照明、緑を使いまくっててめちゃくちゃ豊前!!!!!!!!!!した。
M1→なんかよくわかんなかった。ペンラの振りが。
M2→HeyHeyHey!してた24Hとか言ってた。楽しいしコールしたい。
M3→大倶利伽羅ソロで足跡的な歌。
M4→鶴丸ソロ。これもなんかペンラ振り難くなかった!?鐘を鳴らせって言ってたと思う。
M5→YSS
M6→YUKARI
M7→歴史人物のお歌。戦しようぜ!って感じ。
M8→刀剣乱舞
ざっとそんな感じ。
二部衣装の裾が長いし、鶴丸は袖も長いし、袖のグラデ好きです。
二人とも襟部分のミラー素材みたいなやつが鱗のように貼られてますけど、それがめちゃくちゃ光を反射してて、現地だと位置によっては眩しいのかもしれないなあとちょっと思いました笑