鶴丸推しの偏った視点でしかない。
審神者は刀剣男士を信用しているので根本的に刀剣男士を疑うことはないです。人間と違うからね!!
セトリ(公式から出たらそっちに変えます)
1 かざぐるま村正独唱
2 夢のステージ
3 無垢の舞
4 怨みの歌
5 火花を散らす
6 刀剣乱舞~葵咲本紀~
7 目に見えぬ絆
8 気楽にやりましょ
9 鶴の一声
10 大舞台の幕開け
11 影響
12 仰いだ太陽
13 啾々
14 夢
一応公演の内容に沿ってます。話している内容は後の展開も含めてますが。
一部
秀康:兄上、兄上……兄上ー!兄上!兄上!?……なんでもない、下がっておれ。夢か。(刀を抜いて)くだらぬ夢よ!
→信康没年(1579年)から当時の秀康は満5歳(生1574年)で信康の切腹に関しては伝聞でしかしらないためこれは信康による想像の場面と推測。もしかしたらあの信康を介錯している人が秀康の目を通して見える服部半蔵なのかもしれない。
村正:物吉くんが死にますよ。鳥居元忠殿
→みほとせの頃からわかっていたけど血天井の鳥居元忠だから本当にきつい。手や足形が付いた床板を家康が鳥居元忠らの働きを労ってお寺の天井にしたのは有名な話だけれど冒頭からその事がちらついてしょうがなかった。(S.D.KYOで秀忠に優しかった鳥居のおっちゃんで認識した)
蜻蛉切:それが史実だからな。物吉はうまく逃げおおせるだろうが
村正:あの頃は楽しかったですね。みんな一緒で。石切丸さんもにっかりさんもどこで何をしているんだか
→所在不明の二名。この時点では物吉、大倶利伽羅、蜻蛉切、村正が家康家臣として任務遂行中。何故か大倶利伽羅も既に死んでてどこかに行ってると思ってる感想が多かったけどなんでだろう?
蜻蛉切:服部半蔵殿も酒井忠次殿も亡くなられた。お二人の役割はそこで終わったんだ
村正:だったらこっちを手伝ってくれればいいのに
蜻蛉切:歴史上の異物である我らがひとところに固まっていては奴が現れる可能性が高くなる。お前もわかっているはずだ
村正:検非違使ですか
蜻蛉切:今の我らでは奴には適わない
村正:やってみなければわかりません。ワタシは信康さんを殺したあのものが許せないのですヨ!
→検非違使への怒りがとてつもなく強い村正、完全に情緒が人間である。家康よりも信康への気持ちが強いの家康は育ててないけど信康はこっそり育ててたからなのだろうな。
蜻蛉切:気持ちはわかるが
村正:あぁ……せめて大倶利伽羅でも近くにいれば脱いだり脱がされたりできるのに
→そんなことするから避けられてるんじゃないですかね?
村正:蜻蛉切、ワタシはあの男が嫌いです。ま今に始まったことじゃありませんけどね。信康さんの一件以来はっきりと、嫌いです
→家康が「よくわからない」から嫌いになった村正~人間じゃん……。
蜻蛉切:これは?
村正:トリカブト、デスよ
→なんで竹千代(信康)がトリカブト持ってたのかと思ったら、通りすがりの裸のおじさんが犯人だった。ちなみにトリカブトの花言葉は騎士道、栄光、美しい輝き、人嫌い、厭世家、復讐、あなたは私に死を与えたとかのようですね。うーんさすが毒草。
篭手切:夢見るのは眩しいすてぃじ高鳴る鼓動トクントクン 踏み出すよ始めの一歩
→作品全体のキーワードだよね。
明石:新参者やさかい何卒よろしくたのんますわ(左手を出す)
篭手切:こちらこそ(握り返す)
明石:んー手、柔らかいですなあ。それに随分と綺麗や
篭手切:そうかな?
明石:ふっ冗談
→自分の左手は柔らかくないよっていう圧ですか?だんすれっすんなんて刀剣男士としての使命から外れてることしてる篭手切くんを嘲弄しているのか?少なくとも好意的な対応とは思えない。
家康:忠勝!秀康と秀忠二人のうち器量が大きいのは?
忠勝:武勇に優れ家臣の信頼も厚いのは御次男の秀康様にございます
直政:秀康様にございましょう
→ここ器量って聞いてるんだよな。別に武勇の才を訊いているわけじゃなくて。この時点から家康は戦の才には重きを置いてなかったのが察せられる。てか器量を訊かれて武勇の方で答えるの凄く刀剣って感じがする。統治するのとは関係ないもんね。戦場で使われるものだもんね。
秀康の人生
1574年生誕→3歳になるまで家康に会えず信康の取りなしで初対面を果たす→5歳で信康を喪う・秀忠誕生→10歳で秀吉の養子(人質)に出される→16歳で結城家に婿養子として入る→26歳・今作の出来事→33歳で死去
御手杵:夢……これは……夢だ!!
→御手杵って明るくてぽややーんとしてるところもあるのに焼かれた夢をずっと見続けているトラウマ持ちっていう設定出してくれてありがとう。しかしキラキラとした憧れの夢を語る篭手切、兄を失った哀しい夢を見る秀康と夢のいろんな形を出すことで夢という言葉を一つの味一つの対比だけで終わらせたくなかったんですかね。
審神者:長きに渡る任務ご苦労様でした
→いったいどれだけ本丸留守にしてたの……。
鶴丸:なあに大小様々な驚きに溢れていたからな、退屈はしなかったよ。実際問題ちょっと長かったけどな
→スピンオフでやって。
審神者:どうですか久しぶりの本丸は
鶴丸:新入りが増えたな。こういう驚きも悪くない。それから面構えの変わったやつもいた。ま、どうせきみが無茶苦茶な任務をやらせて鍛えたんだろうがな。それであいつはおとなしくしているのか?……成る程、まあいいさ
→新入り明石篭手切……タイミングによっては下手したら岩融も新顔の括りに入るのかもしれないな!?みほとせ終了前のこのタイミングで面構えが変わったってなると加州、蜂須賀、長曽祢、今剣、安定くらいになるのではないか?
鶴丸:舞を一差し献上しようか。無垢な舞に飢えているんだろう
→無垢な舞と言っているがなにも考えさせないとは言っていない。
無垢な舞
真白な深雪踏みしめた足跡 ぽたりと落ちる赤
綺麗だと誰かが言った
真白な羽で雨雲うちつけて
たづたづ飛ぶは田鶴 →たづたづ(たどたど・し)おぼつかない。未熟であるさま。の意味で夕闇の中を手探りで行くようなはっきりしない危なっかしい心持ちが本義。
なぜゆえに心許ない
はてはてなにを待ちわびる →最初のはてのHAで声が変わるの滅茶苦茶好き。この発声度々してるけどそこがすごく好き。
その首を長くして
雪の果て田鶴帰る季節 その首を長くして →先述したHAで声変わるのと一緒だと思う長くしてのしてーって伸ばすところ好き。
いつか訪れるあかし時を待つ →あか・す夜を明かす。明るくする。明らかにする。説き明かす。打ち明ける。秘密などを話す。曲のイメージから夜または暗い天候の曲だからそれを日が出ている状態にするという意味と三日月のそれを詳らかにするという意味など複数がかかっていそう。全体的に白と黒っぽいので赤しにもかけているのか。
鶴丸:おいおいいつか見たような顔をしているな。きみがその顔をするときは俺にめんどくさいことを頼もうとしている時だ
→多分先述の長期の任務だろうな。
審神者:そのとおりです。あなたにしか頼めないことです
鶴丸:やれやれ人使いの荒い主だぜ。で、なにをやらせようってんだ
→多分三日月のことかなーと思うんだけど……三日月が家康の時代に一人で行動していることを察した審神者がこの時代での三日月の動きの調査も鶴丸に頼んだのか……。それとも明石関連なのか。でもそのわりに明石との関わりが最低限だからそれ微妙なんだよね。稲葉江のこともここで鶴丸に伝えていた可能性があるなー。というか多分審神者の持ってる情報全部鶴丸には与えられていたんじゃないだろうか。
秀忠:兄上……わたしは兄上こそが
秀康:父上が決めたことだ!
→秀忠0歳児の時に信康死亡なので、信康のことは伝聞の知識しかないのだろうと思うと他家に養子に出されたとは言えども秀康が秀忠にとっての唯一の兄であろうことが想像できる。
家康:儂がお前の父じゃ。この顔よく覚えておけ
→史実で3歳になるまで家康と対面できなかった秀康。この対面をさせたのが信康だったとのこと。それにしても父親の顔忘れないでくれよをこんな言い方にしかできないの完全にただの人生不器用である。正室の築山殿への配慮とか遠慮なんかで親しい付き合いができなかったようだ。
秀康:そのようなことはどうでもよいのだ。なによりも許せないのは
先輩:お前から兄を奪った……あの顔だ
秀康:忘れるものか!
→きっぱりと天下なんて二の次にしてる秀康。秀康の人生において5歳までしか会うことのできなかった信康がどれほど大きな存在だったのか。そもそも家康の正室に疎まれている状況ではいろいろ息苦しいものもあったのだろうなあ。
篭手切:いよいよか……(回想)出陣ですか。私にできますでしょうか……
審神者:篭手切江わかっているとは思いますが……
篭手切:はい。できるできないじゃないですよね。やるしかない。私にしかできないことですから
→この時点で江の刀剣が秀康の問題に深く食いこんでいることをわかっている審神者が同刀派の篭手切にその対処を頼んでいる。がその情報を与えられているのは篭手切と鶴丸だけである。
明石:明石国行言います
鶴丸:知ってるぜ。こりゃ驚きだ。柔らかい!
明石:それで鶴丸はんは自分になんか用ですのん?
鶴丸:背後から忍び寄るのが得意なのはきみだけじゃないからな
→篭手切と明石の遣り取りを見ていたと思われる口ぶり。鶴丸は明石の手を握ったその時に右利きじゃないことも看破してそうだ。そしてたぶん明石の方も見破られているだろうことを察して最後には「バケモン」と評しているのかなと思う。
出陣の歌
乾いた風が戦場の臭い運んでくる
ざわめく草木は やがて訪れる決戦の先触れ
大きく息を吐き 己が鼓動に耳を傾けろ
一つ 二つ 三つ
さあかかってこい命の遣り取りをしよう
さあかかってこい白黒つけようじゃないか
ここでまみえるのも何かの縁 互いの誇りをかけて
始めようぜ どちらが折れるか真剣勝負
火花を散らす鋼の体 弾かれた刃が描く赤い軌道
互いの吐息が混じり合って 太刀風熱く吹き抜ける →するどく太刀を振った時に起こる風
ああいいね最高だ もっともっと熱くなれもっともっと強くなれ
その先にあるもの見せてくれよこの俺に
さあ(さあ) かかってこい命の遣り取りをしよう 勝つのは俺だ!
→滅茶苦茶出陣して戦うぞオラァ!!!!!っていうオラオラ感を感じて好きだし、自分が勝つことを信じて疑わない強気の姿勢を歌詞からバリバリに放ってきていて最高すぎる。あと白黒つけようのところでライト当たってない鶴丸と御手杵がにやりとしながら拳をしっかり突き合わせているの可愛いと格好いいが2:8くらいで感じられてGoodなので全景か別アングルがあったら見てほしい。
秀忠:此度の戦父上のそばにいるべきは兄上でございます。いえはっきりと申しあげます。父上の跡を継がれるのは兄上である
家康:ならん!
秀忠:何故でございます!わたしには天下を治める器量がございません。
家康:……同じ事を言う
→ここもそうだけどみほとせと被せてる箇所がいくつかあった。秀忠くん多分かなり秀康が好きというか同情的というか……自分に兄に勝るところがないと思っている感じがある。
明石:油断大敵や。あかんなあ。一番乗りやなんて。これやとやる気があるやつみたいや
→素で機動が高いもんね。来派と黒田は機動高いってなー!
鶴丸:遅い遅い!
→鶴丸登場した時にシャリーンというかリリーンって音がしてるのとても解釈に合うので最高に好き。こういう喩えは微妙かもだけど遙かで龍神との接触がある時とかに煤の音が聞こえるのと同じように神性が高いというか、とても清廉というか清らかな存在のようで好きとしか言えない。
刀剣乱舞
歌詞
村正 匂い立つその姿あやしき光
篭手切 夢に見るはいつか華やかな舞台 歌い舞い踊る
鶴丸 始まるぜ驚愕の真剣勝負 → 白衣(白絹?)を赤く染め抜いて戦場に降り立つ
明石 この身に刻みしは三鈷の利剣輝きわたる
御手杵 一撃に死力注ぎ
蜻蛉切 今馳せ参ず武人の誉 → 天下無双の槍触れれば斬れるぞいざ覚悟
→村正のサッダルマ~のあとの音ハメでキィンキンキーンッ最高に気持ちいいな……。そう言えば今までのみほとせだと超絶早口言葉のサッダルマプンダリーカスートラだったのが完全にサッダルマ・プンダリーカ・スートラって聞こえて滅茶苦茶面白くて笑った。いつもここで「え、なんて??」ってなってたから聞き取りやすすぎて面白くなっちゃうのずるいよ~。
篭手切:間違いない、先輩だ!
→その直後に鶴丸と顔を見合わせて頷き合う。これもうさ~~~~稲葉江に関する任務内容が共有されてるじゃんか、この2人の間では。そりゃ作戦の歌で任せたってなるじゃんな。鶴丸定点しすぎて全然気がついてなかったの本当に……。
明石:なんやねんなもう!
篭手切:ごめんなさい!!
→間髪入れずに謝れる篭手切くん本当に育ちがいい。おわりの方では明石にしっかりとありがとうも言えてるので、本当に性根真っ直ぐ故に明石が勝手にもだもだしちゃってたなあ、感。
→既に検非違使との交戦歴があるような発言だ。石切丸は検非違使という存在を知っている程度に感じたけど。
村正:ワタシは彼のようにはなりませんよ。いえなれないと言うべきでしょうネ。ワタシは妖刀です。彼のように気高く美しい心は持ち合わせていません。元より穢れているワタシがあちら側に引きずり込まれることなどあり得ないのデスよ
→自分を卑下するなああああ!!!
村正:強かったですよね。石切丸さんもにっかりさんも、物吉くんも大倶利伽羅も。誰かのために戦えるものはそれだけで強い
→大倶利伽羅ですら村正の目を通して見れば「誰かのために戦う」存在になる。
蜻蛉切:意外だった。信康さまのことでお前があれほどまでに怒りを抱えていたとは
村正:彼が幼かった頃、よくからかって遊んでいたんですよ。こっそりと、通りすがりの裸のおじさんとして!どくぜりを与えてみたりたりトリカブトを与えてみたりとね。それだけです
→トリカブトとドクゼリとドクウツギで日本三大毒草となります。ドクゼリの花言葉はあなたは私を死なせる、死も惜しまずっぽい。毒草を与えることで言葉にならない忠告を与えていたのだろうか。裸のおじさんは妖刀でいつかあなたを殺す刀だと。
→裸のおじさん。本当に裸なわけじゃなくて単純に心情表現の言葉なのかなと解釈。着飾らず、言葉を飾らず、気持ちを偽らずにいた村正がその時竹千代の前にいたのかもしれない。妖刀かくあるべしを脱ぎ捨て千子村正の名前を捨てて触れあった頃があったのかもしれない。
→そしてそれだけ、という言葉にはきっと収まらないものがいろいろあったんだろうな。
村正:もうそんな覚悟はしなくていいです。それがあなたの美しさなのデスから
あなたにそんな覚悟は似合わない ずっと誰がために徳川のために戦ってきたのですからそんな覚悟
村正:ずっと徳川家のために戦ってきたあなたにそんな覚悟は似合わないししてほしくない。徳川に向けて刃を振るうのはワタシの役割です
蜻蛉切:村正、お前だって!
村正:なんです?
蜻蛉切:なんでもない
村正:ともかくそれぞれがそれぞれの得意な役割を果たせばいいのデス。ワタシたちはファミリーなのですから
→ここ蜻蛉切はみほとせを通して村正が徳川家のために戦ってきているということを言いたかったのかなー?
鶴丸:そうだなあ……でも予想通りだ!驚きはしない!
→索敵能力高すぎ!やはりレベル高い!高レベル刀剣男士!!そして実戦経験もきっとかなりあるぞ!
ニンジャ登場
→めくらましの爆発で3度現地に入り3度も驚くのアホ。響音でも同じ事やった。でもこの場面は鶴丸がいるからつい鶴丸定点の結果信康の動きを忘れてしまう。
明石:同じ失敗を繰り返さんかったらええんとちゃいます。悩むんなんて、時間の無駄やと思いますけど
→……散々悩んだんですかねぇ……。
貞愛:そうかそうか、成る程成る程~
→三日月さんは刀剣男士をどんな姿という説明したのか気になってしょうがない。
信康:半蔵の……いや、石切丸殿の治療のおかげじゃ!
→半蔵すくなくとも数ヶ月くらいは信康を匿い続けてたってことになるよね。完治するまでなんだから。……それさあ青江ちょっと察してた可能性ない?
鶴丸:そう来たか。まったく驚かせてくれる。やっぱり俺を一番退屈させないのはきみだ
→華のうてな流すのはずるいです。そして雲間から姿を見せる三日月でもうさあ「きみ」が指してる人物が誰だかわかりきってしまう。そしてこの前の吾兵の石切丸殿のおかげだってあたりで現地入った時驚いたあとににやっと笑っていたように見えたんだよね……。
明石:人間に刀剣男士の正体を明かす。歴史変わってしもてるやん、あり得へんでそんなやり口。いや、まだや。まだ早い。きっちり見届けさせてもらいます
→やはり蛍丸という存在が明石にとって重要なテーマなんじゃないか?という気持ち。その上で刀剣男士明石国行という存在は強く「歴史を変えてはいけない」という考えが深く根を張っている故にここであり得ないという否定を使い、でもその判断を下すのはまだ早いと反転したのだろうか。
明石:松平信康。村正はん、どういうことですのん?松平信康はとっくの昔に死んどるはずやないですか?
→ここは貞愛と信康の遣り取りから明石が素早く信康の正体を看破したっぽいな。
作戦の歌
はいはい難しいことは後にしよう。今は時間がないからパパッと作戦を説明するぜ
驚けよ俺の一声 轟かしてやるぜ
いいか今俺たちは非常に難しい状況に置かれている。何故なら本来この時代にいてはいけない
連中がわんさか集まっている状態だからな
蜻蛉切)歴史上の異物が集まる場所には奴が現れる
そうだ!今にも奴が襲ってくる。だから手短に済ますんだ。まず第一優先は結城秀康を正気に戻すこと
このままだと歴史が変わるからな
必要な素材はあいつが揃えてくれたようだから任せてみようと思う。篭手切!
篭手切)は、はい!
頼んだ →これが稲葉江の事を鶴丸が知っていたと推測する理由。審神者が篭手切への任務内容を鶴丸にも開示済みだから秀康を正気に戻すことに稲葉江をどうにかする必要があり→そこを篭手切に任せるという采配。先述した秀康と初遭遇した時点の動きからもその説が補強されるよね。
篭手切)わかったよ
あとは信康じゃなくて吾兵と双子の弟とあともう一人くらいでわーっといってだーっとやってドーン!で任務完了だ! →稲葉江は篭手切に任せたので秀康自身は人間の力だけでどうにかする作戦らしい。人のことは人間同士で解決させようとしてるじゃんか……。
明石)なんやねんその作戦!
言ったろう俺の一声 手短に済ますって
じゃないと……ほぅらな!
検非違使陽動
ケーンケンの一声にみな驚くだろう →鶴の声なのかなーと思うけどケンケンパにもかかってるのだろうか。
ケーンケンの一声にみなひれ伏すだろう
深い深い谷の底でも
暗い暗い土の下でも →お墓に一緒に入った逸話じゃん……。
この一声が今 退屈斬り裂く
俺の一声で大舞台の幕が上がる
瞬きする暇なんてないぜ
真っ白な夜更け
鶴と亀が滑る 吉と凶が交じる
うしろの正面誰 →この辺りはかごめ歌を使ってるね。そして吉祥の鶴と亀が滑るという凶事で交じると表現している。
おっといかんいかん。遊んでる場合じゃなかった。さあついて来な!
→手強い検非違使相手にしているのに遊んでいたのか、お前……やはり高レベル!!
明石:なあ篭手切はん。あんた結城秀康がああなった理由知ってるんとちゃいます?まあ言いたくないんやったら言わんでもええけど
篭手切:人間の心の奥底にある想いと感応してしまうことがあるそうだよ
→阿津賀志山でありましたね……。
明石:感応?人のこころとなにがです?
篭手切:物に宿る想いとか
明石:物に想いが宿る。付喪神ですな。あんたも付喪神ですやん。だとしたら……こいつとあんたの違いはなんでっしゃろ?
篭手切:違いは……無い。もし彼らが彼らの正義で戦っているのだとしたら
→響音ー!物語を持たないものと持つもの……刀剣男士と時間遡行軍の差とは問題。物語なき刀たちのなれの果て……。そして物語を得た犬猫蝸牛。
明石:なあにをぬるいことを言ってますの。戦争ってそういうことや。互いの正義のぶつかりあいや。ほいでもって勝ったほうが正義の中の正義。負けた方はいつだって悪者や
篭手切:そんな単純なものかな
明石:単純にせんと壊れてまうからなあ。
篭手切:こわれる?
明石:心。自分は正しい敵は悪。だから殺しても壊してもええ。そう思わんとやってられへん
篭手切:あまり好きじゃないな、その考え方
明石:好きか嫌いかなんて関係あらへん。んなもんは偽善や。あんたがやろうとしてる事、気に入りまへんなあ。結城秀康に感応してるもの、あんたに縁のあるものなんやろ。そいつは特別なものなんですか。歴史に名を残した価値のあるもの。だからなんとかして助けたい。だとしたら、こいつらは歴史に名を残さなかった価値のないもの!だから壊しても構わない!そういうことですか?全てを救えないなら、誰も救えてないのと同じだ
→先に結論として「全てを救えないなら、誰も救えてないのと同じだ」の台詞は明石自身に向けられた言葉なのではないかと思いました。以下長ったらしい推しを絡めたい病気。
→明石は蛍丸を救いたいという自分の気持ちを押し込んで刀剣男士として顕現しているという前提。明石国行という刀剣男士は来派二人の保護者だけど特に蛍丸を目にかけている。けれどその蛍丸は現在は行方知れずとなり現存しているとは言えない状態にある。それは歴史に名を残せなかったということなのか。蛍丸に価値がなかったということなのか。明石にとってこの答えは否のはず。蛍丸は歴史に名が残り、価値もあった。本来失われていいものではないと考えられる。明石にとって確実に特別なものだろう。では失われる歴史の蛍丸の歴史を変えることは良いことなのか。それは誰にとっての救いになるのかという問題。篭手切を「偽善(うわべだけを飾って正しいように、あるいは善人のように見せかけること。また、その行為。)」と言った。それこそ明石が胸の裡に抱える歴史改変による蛍丸消失回避という考えがそもそも明石自身の感情を救うものであると自覚的なのではないか。そしてその歴史改変の結果蛍丸じゃない別の刀剣が違う形で失われるのかもしれないと言うこと理解しているのではないか。つまり明石は来派の二人が好きだけど他人に冷たいわけじゃないから他の刀が失われる未知の未来も許容できないから歴史を変えるということに厳しい姿勢を見せる。歴史に名を残せたかどうか、価値の有無で明石は本来刀剣を評価しているわけではないのだと思う。きっと全てを救う手段があったら明石は蛍丸を始めとした全部の刀剣たちを救いに行くんじゃないかな。まあつまり明石国行も優しすぎるという話し。優しいから明らかに篭手切がやろうとしていることが無茶なことであると止めているの1割、必死に青臭いことをしようとしている篭手切に押しこめた気持ちを掻き乱された苛立ち6割、八つ当たり3割くらいな感情配分。
影響
御手杵:影は形に従い 響きは音に応じる
いることがもたらす意味
1度消えたら 1度焼けたら そこには無い
なあ歴史から消されるって、どんな気分なんだ
別にどうってことはねえよ
秀康:影は形に従い 響きは音に応じるんだろう
いることが意味もたらすなら
たとえ消されても たとえ焼けても 変わらない →いなかった事にはならないと言われて泣いた。失われても存在した意味が失われるわけじゃないんだね
俺がこの世に存在したことは確かだからな
全ての人に忘れられてもか
なんでそんなこと訊くんだよ
なんとなく、な
だったらお前が覚えてろ!俺もお前のこと覚えててやっから!
秀康:たとえ消されても
御手杵:たとえ焼けても
御手杵・秀康:覚えている
→約束のお歌……。というかこの歌明石(蛍丸)にも滅茶苦茶刺さるじゃん~!明石にもこの歌聞かせたい。蛍丸が失われても蛍丸の存在がなかったことになるわけじゃないんだよ……。
村正:墓場まで持って行きます
→刀剣男士に墓場なんてないやろ……。
啾々
嗚呼 この叫びは行き場失い
啾々 この怨みは渦を巻く
許すまじ恨み辛み
忘れまじ不倶戴天
晴れること知らぬ心
晴らすべき宿怨
嗚呼 この嘆きは何処へ行く
啾々 Ah ただ泣くことしかできない
→これ大好きなんですよね。もしシュウーシュウー言っているのが啾々の文字なら啾には引き絞った声を出す。か細い声で泣く。という意味があり、啾々で鳥虫獣や女子供亡霊などが細い声で泣く声の形容となります。子供のままの秀康の心が泣く声であり、先輩の声なのかなって思うと取り残された二つのこころにしんどさが募る。
貞愛:いいか兄貴!人はな、なりたいものになれるわけじゃねえ。なれるものになれるんだ!天下を狙うなんて下らない真似はやめろ!
→なれるものになった結果神主になった人の言葉。生まれた順番が違ったら徳川の家に残ったのは自分のほうだったかもしれないのに。
明石:見ての通りや。あんたのお友達救うなんて無理なんとちゃいます?
篭手切:それでも私はやるしかないんだ!!
→審神者からの任務を伝えられた時の遣り取りから絶対やるんだという強い意志がある。でも明石との遣り取りも背中を押してるんじゃないかな?
明石:青春かい。ったく、かなわんなあ
篭手切、明石を庇って負傷
明石:あんたなにしてますのん!?
篭手切:偽善、だよ。全てを救えないなら誰も救えてないのと同じ、でしょう
→全てを救うための一歩として味方を庇うってのはかなり危ういやり方だと思います。そして明石の言う「全て」には自分自身も含まれてこそなんじゃないかな。自分以外を救うなんて自分でひたすら無茶すれば限りなく不可能でもできないわけじゃないだろうし。
明石:けったくそ悪。せやから青春は嫌やねん。いつもどおりやる気なしでいかせてもらいますわ
→自分にはできないことをやる篭手切に対しての反応か。自己犠牲も厭わない篭手切の姿勢への苛立ちか。でも本当にブチギレてるわけじゃないから左手は使わないのだった。
村正:なぁんだ、強かったんですネ
→石切丸たちを強いと評していた村正の言葉なので、他人のために戦える強さを言っているのだろうな。多分村正の目には明石が篭手切のために戦ったように見えたのかなと。
篭手切:大丈夫、これはわたしが向き合わなくてはいけないんだ!
篭手切:夢見るのは眩しいまほろば 高まる鼓動
先輩:のぼるのぼる天にさきのぼるいつかこの手に
篭手切:いつかいつの日か
先輩:手に入れるまで
篭手切:踏み出すとき きっと来るから
先輩
先輩:お前は 誰だ
篭手切:先輩、わたしです!篭手切江です
先輩:こてぎり、ごう?
篭手切:思い出してください
秀康:嗚呼 啾々 許すまじ恨み辛み忘れまじ鬼哭啾々
篭手切:泣いてもいいです嘆いてもかまわない ただ見失わないで 共に共に夢を見ましょう 夢は見るもの(みるためにある) 夢は語るもの(物はなにを語る)(影だろうが)ともに目指すものはある
先輩:天下は夢か……
篭手切:はい夢です! →あまりにもきっぱりと断言するの……強すぎる……。
秀康・先輩:伸ばした手は行き場失い 啾々 何一つ掴めないままだった
篭手切:ならばその篭手もらいます!固く握りしめるために →力強く握りしめられた手
all:伸ばすことを止めたらなにも掴めないまま夢は夢で終わる 淡く消える
篭手切:幕は上がらない
all:いつかいつの日か
篭手切:踏み出すとき トクントクン きっと来るから
貞愛:おいあんま無理すんじゃねえよ
秀康:父上に訊かねばならぬのだ
貞愛:もういいじゃねえか!天下は秀忠に任せな
秀康:そのようなことはどうでもよいのだ!兄上のことじゃ。何故、父上は何故わしから兄上を奪ったのじゃ……
→この次男、長男が大好きすぎる。そして双子の弟も双子の兄と兄弟やってる期間がないせいで誤解しているのが、もう実質他人……という断絶を感じる。実の双子の兄弟から見ても天下を欲しているように見えてしまう秀康の立ち位置……不遇。
鶴丸:どーーーーん!!驚いたか?赤く染まって鶴らしくなっただろう。逃げ回ってたら崖から転げ落ちただけだ。運の良いことに追いかけてきたこいつもついでに転がり落ちて仲良く重傷だ
→しかし土の汚れはない。一応羽織の裾はぼろぼろになっているが重傷の要因は一見すると検非違使との戦闘の負傷のみに見える。というかここで検非違使を倒して源氏兄弟ドロップしてたら笑う。マジで源氏の2人はなにで生まれたのか知りたい。
家康:すまんのう元忠。(笑う)のう、儂は上手く笑えておるかのう。のう元忠……!
→物吉くんの笑顔教育を施された家康らしいシーン
篭手切:その傷……ちゃんとお手入れした?
明石:こんなん唾つけとけば治ります
→治りません。何故なら刀剣男士だから。
篭手切:そんな、人間じゃないんだから(笑い)
明石:人間じゃないんだから……か。まあもう暫くいてみましょか
→本丸に居るって意味かと思ったんだけど、傷そのままにしておくって意味とも取れるな。まあ本丸に居るって話だと思うけど。なによりこの後音声に入らない台詞で蛍丸関連の台詞があるようだからな……。マジで刀ミュ本丸に蛍丸が励起済みか否かで大分明石の印象変わりそう。
鶴丸:一つわかったことがある
貞愛:では我らのような者が他にも?
信康:ああそれぞれの時代にいるそうだ
貞愛:刀剣男士の協力者……
→尚協力しないと強制的に協力させられる模様。
信康:名前も与えられた。三日月殿はこう仰られた
三日月:物に仕えしもの、もののべとでも名乗るが良い
→存在だけかと思ったらがっつり出て来たから笑った。物部という言葉を絡ませてくるとはなあ。
鶴丸:この世界には三日月宗近という機能がある。そういうことだな
→暗躍する三日月宗近。というか完全にこの人単独で時間遡行してるじゃないですか……。前々から思っていたけど刀ミュ世界観では時間遡行になんらかの制限はないみたいだよね。
→ここで鶴丸から三日月という機能の詳細が上げられた結果としてつはもので髭切と膝丸に密命を与えて三日月の様子を確認してもらい報告してもらう……そうか葵咲本紀という段階があっての行動だったのか……心配だったのね。あーそれまで単独で動いていたから敢えて部隊に組み込んで出陣させたのか。
村正:「咲」くという字にはもう一つの意味があるのデスよ
→咲・わらう。えむ
二部
ふしぎなまい
赤い布持ちが8人なんですよねえ。歌合ネタになるけどイザナギがカグツチを斬った血から産まれた神も八柱なんですよねえ……。
【歌合 乱舞狂乱 2019】 pic.twitter.com/8ecbXSqbqF
— ミュージカル『刀剣乱舞』公式 (@musical_touken) October 30, 2019
いねいみひたくく
わさわかはけらら
さくつはやみおみ
く つやひかかつ
のひ づみは
お ち
縦読みですね。最後が雑なの、2chでよくある縦読み力尽きてる感じでちょっと笑った。
岩析神→いわさく
根析神→ねさく
岩筒之男神→いわつつのお
ここまでが剣の鋒についた血が岩にしゅばばっと走り付いたことで産まれた神様で岩と剣の神様。
甕速日神→みかはやひ
樋速日神→ひはやひ
建御雷神→たけみかづち
剣の根元に付いた血が岩に飛び散って産まれた火と雷の三柱の神様。
闇於加美神→くらおかみ
闇御津羽神→くらみつは
柄に溜まった血がイザナギの指の間から溢れて産まれた二柱は雨を呼ぶ滝の神と水の神様。
ところでサンホラも日本が舞台になりそうなんですか?あまりにも気になりすぎる。
サディスティックでユニバースな歌
明石:火照る体 弾む吐息 俺の全てを懸けよう
→ほた……(病気)
杵:燃やして燃やして運命の薔薇 / 燃えろ燃えろ燃えろ!サディスティック
→本体焼失にこの歌詞は鬼畜すぎませんか!?
あらためてこの曲の歌詞聞いたらただえろいだけの歌じゃなくてくっそしんどい曲になってきたので今すぐシングルカット出して。明石ー悪にでもなるとかじゃねえんだよ!!
まばたきの歌
鶴丸:大気のように漂ってなにも果たさない風になれるなら
→えっ……重いからやめて。三日月に対して現状なんの働きかけもしてない鶴丸じゃん……。
→鶴丸のこの言葉だと三日月の話になっちゃうよぉ……。杵の方だと貞愛ちゃんとの約束がパッと浮かぶよね
I'll never forget.
→絶対忘れないぞの歌じゃんってなるな。
鶴丸ソロ
契り交わした友の声が今も響くよ →物部たちと重ねられた会話が沢山あるんだろうな……。
巻き戻せぬ時の中歩いていこう いつか見た希望胸に抱いて →歴史ってことじゃん?逸話の範囲で三日月は動けるけどそこから逸脱することは出来なさそうなんだよな。眉唾な夢物語の伝承でもあったら利用できるが、なかったら無理。おとなしく死んでもらうしかない。
紅に染まるあの町の空 優しい景色はもう遠い過去のよう →夕焼けならいいんだけど紅に染まるって大規模な火事じゃない?大丈夫じゃないやつだよね?優しい景色が遠い過去だから失われちゃったのかなってなるじゃん……。
ともに思い馳せた 夢が今を繋ぐなら
悲しみさえも強さに変えながら
進もう挑もう恐れ脱ぎ捨て新たな一歩を刻め
儚き月の光届くからそれさえも背負って →これさあ三日月が三日月という名前を背負ってしまったからみたいに読み解けてしまう。三日月という名前を与えられ平安の御世から現存してしまったが故に背負ってしまったものがあるのならあまりにも哀しいしそれを背負っていると歌う鶴丸の第三者感強すぎる全く別の視点すぎる……。
失った友の分も生きてあの頃に語った夢の先へ →物部たち……。
涙は枯れて迷いは消えて 揺るがない思いだけ
ただ前だけを見て明日を掴め さあ
あの日の契りとどこまでも
儚き月の光届くからそれさえも背負って
失った友の分も生きてあの頃に語った夢の先へ君をつれてく →審神者のことかな……。
遥かな場所へ
→歌詞書き起こした(多分間違いだらけ)ら短くてフルが欲しくて震える。
→それにしても読めば読むほど三日月の歌にしか見えない。つはもので三日月が「俺は三日月宗近。たかが三日月、されど三日月の放つ小さな光でもないよりはマシだと思わないか」と言っていて、鶴丸にはそんな三日月の自己認識というか心情が伝わっているのかな、と。そう察知している鶴丸から見た哀しくも切ない愚かな三日月の歌って感じがしてきた。そして三日月をそう分析する鶴丸の立場。同じ平安時代からの刀でこんなにも姿勢が違う……。三日月と俺は違うぜ!という言外の訴えか。鶴丸あまりにも三日月のことを「理解」ってるのに他人すぎて震える。俯瞰しすぎて空飛んでるみたいに視点が高いよ……それとも空を飛んでるから三日月に近いということなのか?
→しかし時系列としてはこの葵咲本紀のあとにつはものが来るんだよなあ……。
→そしてつはもの「ゆめのあと」で三日月が「己が背負うものはなにか 縁」って歌ってるのヤッッッッッッッバでしょ……つはもの見て泣いたよ、今までとは別の意味で。(ゆめあとは単独で泣けるよ)
長々とお付き合いありがとうございました。ですがこれは一個人の観る上で満足できる飲み下し方でしかないのでいろんな解釈があると思いますので、みんな自由に解釈しような!!(解釈の自由が存在する世界で育った審神者Neinカラオケ配信おめでとう歌います)