3月以来の凱旋公演観劇。今回はフォロワさんのお世話になりました!大変ありがとうございます!
ついでに2.5Dカフェと刀剣茶寮にも行ってきました!ぼっちではない楽しさ!
刀剣茶寮鶴丸・陸奥守アルコールと初恋がおいしかったです。薬研アルコールはなんか……謎の味?って感じでした(笑)
カフェのコースターは2枚だけ刀ステが来ました。2枚の刀ミュはダブりでした。安定と村正に愛されてるのかな?ようこそ!
初見時の反応はそちらの記事からどうぞ。
凱旋公演なんですけど、うーん歌の方で成長とかは特に感じなかったかな?元々が歌ウマの人たちだったので、安定してるという印象。
ただ先日スタミュミュを見たからこそ思うのは、こうして60公演行う中で喉の調子を維持できるのは大変なことなんだなということ。
休演日の翌日ではありましたが、特別喉に問題を感じる人がいない公演ということに安心感を覚えます。
声繋がりで、今回の公演では3月に比べて物吉の声が全体的に作られていた印象を受けました。
3月は物吉龍儀くんの声がかなり低くて驚いたことは前回感想に書いたと思いますが、今回の凱旋公演では一歩進んで声でも役作りをしていたように感じられました。
物吉をやることに慣れて声を作る余裕が出てきたのかな?だとしたらいいことです。もっともっと物吉くんに慣れて声の演技ができるようになったらいいと思いますよー!
その流れから姉川の戦いで蜻蛉切に喝を入れるシーンが、3月に聞いた時よりも叩きつける感じがなくなって、強い語調ながら諭す感じが増えてましたね。
個人的には3月より好き。
同じく声の演技で変わったなと思ったのが石切丸。
えーと桶狭間?姉川?で大倶利伽羅と戦い軽い剣だと言う一連の声音が3月のときはカッと怒りが爆発するみたいな声だったのが今日聞くと、怒りよりも別の感情があったような?
なんだろう……落胆なのかなあ?とりあえず3月のときみたいに大倶利伽羅の言葉への怒りが減ってるんですよね。(個人の主観です)
あのシーン、石切丸の笑いから始まりますが、その笑い声も怒りというよりかは「馬鹿すぎて言葉にならない」という感じのが近いような?
とにかくここは聞いていて「御神刀感が増してる!」と感じました。ただ大倶利伽羅を怒るだけじゃない、そこから一歩踏み込んだ演技って感じがしたんですよね、きっと。
今回、コメディ部分の間が3月より増えてましたね?
間をとって遊ぶんだから…………も〜!好き!
あと村正の指の動きはやはり妖しい。そこが良い。
今回蜻蛉切の胸のあれを触る時の指遣いが初回に見た時と違ったから、きっと毎回違うんだろうなあ。
ちょこちょこーっとくすぐる動きですらソフトタッチだったり、まとわりつくようだったりするから、太田さんがよく言っておられたことですが、その日その時の舞台の上にいる刀剣男士を共有できるのがその場にいる人だけ。すごいことなんだなあ、舞台はって思いました。
全然そういうのとは関係ないんですけど、村正がなにかの動きのときに普段は隠れている左足のガーターベルト?がチラ見えしたの本当に最高。チラ見えっていうか結構しっかりでしたけどね!!下手席ハッピー……。ハッピーすぎた。最高です。自分、当日引換券以外下手という呪いにあってますが、村正の左足ガーターベルトが見れるなら下手席も悪くない。
やっぱり太ももフェチは太ももの魅力に抗えなかったよ……今回もついつい村正の太ももを目で追ってしまったので意識的に太ももから視線を外すのが大変でした。
普段隠れてる左足のガーターベルトが見えると気持ちがソワッてします。ソワッ。ソワァ。
というか一瞬一瞬の太ももの映像が頭の中に焼き付いてるの視点がおかしすぎる。
でも太ももフェチとしては視線を引っ張ってくれる太ももがあるというのはとても楽しい。
村正の殺陣を見ているとやはりこう……気性の激しい部分が出てるなあと思いました。女王様みたいに時間遡行軍に座ったりもしますけど(あれどのくらいちゃんと座ってるのかな……?)蹴飛ばしたり突き飛ばしたりみたいな動きが結構多いしがしっと捕まえて引き寄せるみたいな動きもあったような?
ああいうノリだけどやっぱり好戦的な感じがあって良いですよね。可愛い可愛い。
バーサーカーなところも愛しいというか可愛いので撫で撫でしたくなりますね。
禊は蜻蛉切でした。
禊よりも禊前後の遣り取りの方が面白いんだよなあみほとせ組は。
禊ネタ入る前の蜻蛉切にいいですか?って物吉が聞いたらまだダメみたいなこと言って繋いでてみたいに言ったと思ったらすぐやるっていう流れが面白かった。
あ、そうだ。やっぱり石切丸のあの手記は下手じゃないと見えませんね。上手からだと全然見えなくて「なにか描いてあるんだろうなあ」って感じでしたが、下手だとちゃんと向けてくれるのでなに描いてあるかわかるんですよね。これは下手側が笑うのもしゃーなしです。ライビュではここ、ちゃんとなに描いてあるか映してほしいなあ。
もうライビュもすぐですね。国内千秋楽までカウントダウンが始まっているのかと思うとあっという間という気持ちでいっぱいです。
今回は配信もあるのでライビュ会場に行けない人はそちらをどうぞ!
とか言って、放置している間にライビュも終わってしまいましたね!びっくりだぜ!
しょうがないからライビュの感想も一緒に書きますね!
その前にゲネプロ記事に記載されている一部ミュージカルパートの歌曲タイトルを一応出しておきます。普通にタイトル出すので。
脱いで魅せまショウ 村正ソロ
勝利の凱歌 石切丸・蜻蛉切・物吉・村正
かざぐるま
可惜夜(あたらよ)の雲 村正ソロ
ただ、勝つために 蜻蛉切ソロ
瑠璃色の空 子守唄
とりあえずゲネレポ記事見たもので拾えるタイトルは以上です。
見たらわかりますけど、同じ歌を歌う人を変えて歌っていたりするので、曲数自体は多いわけじゃないんでしょうね。
『かざぐるま』と『瑠璃色の空』がそうですね。
みんなで歌うバージョンと、石切丸だけが歌うバージョン。瑠璃色の空は子守唄で一番と思われる歌詞が物吉が歌う「夕紅(?)~」から始まりますが、タイトルはこれ石切丸が歌う「瑠璃色~」のよりあとの部分がメインなんですね。
そして可惜夜の意味は明けてしまうのが惜しい夜という意味。*2
そういえばこの歌曲タイトルの発表はいつになるんだろう……二部のタイトル不明のまま終わりましたけど……。だってゲネレポにも二部歌曲タイトルはなし……。現在(5/6)把握しているところでは。
早く公開してほしいものです、公式から。
さてライビュ感想ですが、今回は配信もあったため、ライビュでは上映前のコメントのみでした。ちょっぴり寂しいね。
けれど開始前だからか、こちらはキャラモードが若干強め。レポを見る限りでは配信にあった公演後コメントではキャラよりも役者の素が強めだったようですね?これまではライビュの〆としてそれを見ていたので、ないとなると寂しいやらおわったという感じがしないやら……という気持ちです。
配信があること自体はライビュ会場に行けない人のためにもいいんですけどね。
けれど今回のライビュ抽選?の仲介企業ははっきり言ってもう使って欲しくないなって思いましたね。
会場キャパより多い人数当選させて、電話でいきなり別の会場なら用意できますとかって問題起こすようなところはさすがにね……しかもこのライビュ先行取るために新に会員登録しなければいけなかったわけですし。
という中間業者に対する愚痴はこのくらいにして最早おぼろげな感想です。
ツイッターに書いたことも再利用します。
今回もカメラスイッチはまあまあ。けれど個人的にはちょくちょく不満点がありました。
アップが多かった印象。大事なところの表情アップは嬉しいのですけどね(最後の石切丸の手記を見た大倶利伽羅の表情アップとか)、けれど井伊直政として村正が自己紹介しているところは引いてくれないと蜻蛉切の様子が一切わからないよ。
ここ凱旋で蜻蛉切が槍を落として唖然としている姿に笑ったから、やっているなら映してほしかった。
というか私はその時気がついてなかったんですけど、槍を落とす音がしてたらしいのでやってたんだろうな……。ライビュはこういうことがあるから、やはり生で複数回見たいですね。でないと細部とは言わなくても舞台の広範囲を視認することができないです。
ま、そんな感じで不満はありつつも以前のように変なカメラ切り替え(誰もいないところ映すなど)をしてしまうことはなかったと思いました。たぶん。
ライビュカメラ、それでもこの作品は特に表情演技が大事だと思っているからか、要所要所重要な表情はしっかり抜いてくれていた印象もあります。
個人的には一番確かめたかったラストの大倶利伽羅が微笑んだところ。ここ初見のときに「!?」てなったポイントだったからライビュで見るのを待ちわびていたくらいです。
そしてやっぱり自分の見間違いじゃなく微笑んでいたので、ここはカメラに感謝。
そういえば前回触れるのを忘れていた人間組や検非違使についてちゃんと触れておきます。
徳川家康
憎い東軍総大将であり大阪の陣の総大将。
桶狭間はまだしも、姉川はつらすぎた。このあとの浅井家の流れを知っているともう、「や、やめてくれぇ……やめてくれぇ……」としかならなかった。
刀ミュの徳川家康はあまり策略を巡らすという感じではなかったですね。基本的に物吉たち刀剣男士が歴史に起こったとおりになるように操縦していたからというのもありますが、まあそのあたりの出来事やってたらきりがないし、大河ドラマになってしまいますからね。
だからか、まあ良い人という感じが強いかもしれませんね。良い人だろうがなんだろうが、浅井家は滅んだし(その血は徳川にも流れますけど)豊臣も滅ぼされたし……滅ぼされたし!!
クッ……演技も良い人感が強いように思いました。
そしてこの作品の中で彼から刀剣男士たちがどう見えているかは一切語られませんでしたね。でも物吉が隣で「いっけー!蜻蛉切様ー!」って言ってるのを見ると、やっぱりある程度の補正がかかっているように思いますよね。
たぶんあそこは物吉と家康は見たとおりの位置だと思うので距離が実際にはあったとしても、やはりお互いが視界に入るレベルじゃないとわざわざ戻った意味もないと思うんですよね。(舞台的な場の都合です)
もしも家康やあの時代に生きる人々には刀剣男士たちの姿だったり言葉だったりがなんらかの補正がかかった状態にあったとしたら、家康の最期のときには彼らはどんな姿に見えていたんだろう?
それにしても家康の最期滅茶苦茶幸せそうですね……むかつきえーとそう、さすがは勝者の物語ですね。
長年仕えて育ての親でもある刀剣男士たちと本物か偽物かはさておき息子に囲まれて死んでるんですよ。
阿津賀志山の義経公は自身の刀に殺され、天狼傳は近藤さんを斬首するという敗者たちの姿だったから家族に看取られる家康が幸せすぎて余りにも……憎いいぃぃ。
時代的にも人物的にもどうしても塩対応になってしまいます。
二部で「徳川家は好きかー!」って聞かれましたけどすみません、ここはノれませんでした。好きとは嘘でもペンライトを振れなかった……。
鷲尾さんが嫌いとかではないのでキャラ個人で好きかと言われたら決して嫌いではないのでノってペンライト振れたんですけどね……。でも良い人なのは伝わってくる演技でしたよ!!(精一杯のフォローです)
松平信康
良い子だ……。
いずれ失われる未来のために大事愛情を持って育てられた存在。
一言で言ってしまえばこれですよね。
心優しく刀を持つことができなくなった青年。
最終的には死んだとも生き延びたとも取れる終わり方なのが良いです。
この終わり方にしたのは信康生存説があるからでしょう。個人的にはなので信康は生き延びている派の解釈です。
石切丸に育てられた子だから、石切丸の子守唄(瑠璃色)が彼の人生なんだろうなあと思ったり。
吾兵と親しく交わることで、人には戦を知らない生き方があることを知り、そんな生き方への羨望があったのかもしれない。元々植物が好きな子のようだし。
吾兵との出会いがなければ信康という掛川の吾兵は生まれなかった……と考えると吾兵はとても重要な存在。
信康は武器を持つ男の手であることより、畑仕事をする男の手を選んだ。それは信康にとって、これまであった全てを捨てることでもあり、吾兵から与えられた僅かなものを溢さないようにしたとも取れるでしょうか。
個人的に行間を深読みして、創作脳を発動させた結果、検非違使に斬られたあと、六人がどうにか検非違使を撤退させることに成功→満身創痍のみんなは手入れの必要もあって本丸に一度戻ることに。この時信康も本丸に運び込み、治療を施すことで延命→そのまま信康は死んだことにして元の時代で農民として生きることに。
というような行間からの隙間を埋めました!
審神者だけが楽しい!っていうかそういう話はあとでちゃんと文章にします!
竹千代
可愛い。
大変残念なことに子役ターンなのに、子役一人の演技しか見られなかったのが無念。
タイミングが合わずにもう一人の(ちっちゃい方)竹千代が結局見られず終いに終わってしまったから、本当に、お願いだから両方円盤に収録してほしかった。
物吉と「えへへへ」と笑い合うシーンと、吾兵の手と自分の手を比べているシーン、かざぐるまの最中に行われる勉強シーンや剣術の稽古のシーンよかったなあ。
子役だから、二部のときのカテコには登場しないのがちょっぴり寂しい審神者。
吾兵
なんか癒し枠。
徳川家が好きじゃない私にとって、唯一素直に心から応援&好きだー!と言える人間。
両親を戦で亡くし、生き延びた妹とこれから……と思っていた矢先に妹も戦で亡くす。戦国の習いとは言え、世知辛い。特に戦う力のない人間は食糧も女も家も土地も命も搾取される側になってしまうのがな。
だから吾兵が復讐心を持って戦に立ち向かうのはとても行動力のあることだったと思う。
榊原に懐いたのは、どういった心境からだったんだろうなと考える。
そもそも吾兵は自分が武士ではないから【刀を持っていない】、【刀で戦えない】ことを気にしていた。→これは家族を奪った戦への手っ取り早い復讐ができないからというのもありそう。
榊原は吾兵にとって手段だったのか。
吾兵は家康や信康ほど描かれていないから、判断するにはちょっと難しいですね。
でも吾兵にとって榊原が手段以上の存在であってほしいな……。最期まで榊原=手段の人であったりしたら榊原のしんどさを考えると、榊原が可哀想になってしまう。
結論を言うと吾兵は可哀想な人だった。でも彼がいることで信康が吾兵として生きることが許されるのだった……。
検非違使
格好いい……。
&格好いい。
そしてあの衣装でこの動きは凄い。素直に凄い。槍捌きが凄い。
機敏な槍捌きは圧倒されます。どう足掻いてもあんな視界の悪そう&関節部分の動き悪そうな衣装であの動きは本当に凄いです。検非違使の中の人が知りたい。
登場から検非違使ダー!!ってなりますからすごい。気分は「りょ、呂布だー!!」「忠勝のBGMだ!逃げろ!」と一緒です。
さて検非違使のこの作品での解釈!ゲームでの設定も含めてね、考えていきます。とは言え、ゲームでは登場時のあのメッセージからしか検非違使は推測できないんですけど。舞台でもやはり検非違使自体はなにも語らない存在でしたからねー。
検非違使出現条件→その時代に通う/長く留まる、歴史を歪める/変える
基本がこれですね。うん、今回みほとせで登場するのも納得ですね。阿津賀志山で義経と弁慶が生き残っているよりも大きな歴史改変が行われていますからね、みほとせは。
これには検非違使も「流石にもう我慢ならねえ!!」と出て来てもしょうがない。歴史に弱い審神者ですら「うっわ徳川の家臣死にすぎ問題……」とどん引きする冒頭ですからね。
審神者はゲームしていても検非違使=時空(或いは正しい歴史)の概念存在という認識。誰か人が時空警察をしているんじゃなくて、歴史そのものが歴史警察をしている。そんな感じです。
だから検非違使自身はなにも語らない(歴史修正主義者の黒猫や、義経公の太刀と違って自分の意思ってものがそもそもない?)分、忠実に歴史の出来事を守るのかなと。そこに人や出来事に対する「情」や「利害」っていうものが一切混じらないのが特徴。
今回先ず登場時点で後の徳川家重臣たちの親が次々と殺されたことで検非違使が時間遡行軍を粛正。
その後信康が自刃したとされる日に信康の介錯人として立った石切丸が介錯できないとなったところでまた登場。
信康を斬り、それで検非違使の仕事自体は終了だったと思います。
この検非違使はたぶん歴史の中の本当にあった出来事だけを追い求めてるのではないのかな?というのは信康生存説を採ってるからです。
優先順位として歴史のなかで一番有名・有力な出来事・説が行われるように実行しているのかな、ということです。
それで優先順位一位がダメだったとしても結果として優先順位二位や三位に来ていた歴史的出来事になるのであれば検非違使はそれで良いのかもしれない。
だから信康は吾兵という人間になって生きることを検非違使に許容された。掛川の吾兵という人間がどこかのタイミングで死んでもそれは歴史的に大きな影響を与えるものではなかった。
結果的にはそういうことになるのかな?
まあその前にあの時代に現れた検非違使は倒された……と思いますけどね。でもそこから先の歴史が検非違使にとって許容されない歴史になっていたらまた現れていたでしょうし、やっぱり許容されたんでしょう。
検非違使……今後も出て来るのでしょうか。
というかふと思ったのですが、阿津賀志山で検非違使が出て来なかったのは、泰衡が義経と結託しても、歴史の結果としてはそう大差がなかったということなのでしょうか。あそこに刀剣男士が現れなくても……。
少なくともあのタイミングでは検非違使が現れる程のことではなかったということですよね。(メタ的なことは無視して)
ところでもうCD予約始まってますよ……こわい。円盤ももう発売するし。
告知動画も来てますよ。こわい。
全落ちのかなしみと徳川家絡みであることがこんなに手を鈍らせるんだなと初めて知りました。
新作の情報発表あであと三日のカウントダウンもされてますし(五日前から)、CDのアーティスト名はformation of 三百年だし。
次回作はもっと機敏に活動していきたいです。
とりあえず次回のShow Roomでの生放送は7月30日に佐藤流司さんが担当なので楽しみです。