俳優や裏方に疎い人の所感

刀剣乱舞2.5次元(主にミュ)をのんびり追っかけてる人の感想

舞台刀剣乱舞~義伝暁の独眼竜~配信感想

もう私はそもそもステだからという色眼鏡を抜きにしても末満さんの脚本と演出が肌に合わないのかもしれない。

特に今回はどうしてそんな表現(描写)にしたと強く思う箇所もあって、より一層その思いを強くしました。

ということを前提にした感想。

本能寺の感想はこちら↓↓

tjgnmmjr.hatenablog.com

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舞台全体

OP/ED

オープニング曲どうした。なにがあった。

刀ステの世界観とミスマッチという感覚が強くて、薄ミュ(薄桜鬼のミュージカル。ギャオで配信されていた原田編を視聴済み)を観ているのかと錯覚するレベルだった。余談ですが薄ミュキャストが多いですから余計ね。

特にイントロ部分で音ハメポーズ。忙しくて観ている側でも疲れる。開始早々この感想である。

そしてなによりも、突然踊る。

刀ステのカラーじゃなさすぎて目を剥いた。作品のカラーや空気感は統一してほしい。

踊り出したことでより一層薄ミュ感が強まった。

完全にカラーが違いすぎる。

カラーが違うというだけで、別に曲が悪いとは思わないです。曲自体は普通にノリがよくてキャッチーなメロディもあって良い曲だと思います。ステのカラーに合うかは別として。

 

エンディングも虚伝に比べると傘の演出がシンプルになって曲自体のインパクトも薄い。これを書いている時点でEDは二回聞いたくらいなんですが、OP曲よりは作品にマッチしているかもしれないなあというくらいで、曲の輪郭がぼやっとしてます。

どこかしらに印象的なメロディラインや歌詞は一応あったと思うのですが、虚伝の曲ほど印象的でないというのが第一印象。まあ虚伝は人数の多さから同じところを繰り返していたから刷り込みが容易だったのかもしれませんが。

EDで答えが出てしまっているんですが、結局のところ全体的に観ても義伝は虚伝ほどの作品ではない印象になりました。

 

一幕

七面回想要素たっぷり。

七面回想は去年の内に回収済み。というか現状未回収の回想は毛利くんのだけです。毛利くんいません。大阪城は確定報酬に戻してくれ。(愚痴)

冒頭からいきなり太鼓鐘と大倶利伽羅関ヶ原回想。なんだけど、これ二幕でも入ってる。えっ、正直どっちか削ってよくないですか……?

見ていてくどいと思いました。なんで何回もこの回想やったのでしょう?

ちょっと演出上の意図がわからない。普通にどっちかいらなくない?と思うのでした。

冒頭で関ヶ原の戦いの説明をするという意図ならそれこそ、二幕で二回目の回想は省略してもよかったのではないでしょうか?

二幕に回想を入れる必要があるというなら、冒頭の演出が悪いのではないかと。

舞台という尺の中で同じ回想を何回も見せられる必要性がわからなかったです。

関ヶ原を何回も繰り返している示唆のため、というならもうちょっと見せ方に工夫があってもよかったように思うんですよね。

でも全く同じ演出で見せられると、ただ単純にくどいという印象になってしまいます。

単純に導入が長すぎて冗長なだけの気もするんですが……。結局ループの示唆をするのにも、政宗関ヶ原に出陣しているぞってところを見せれば確実で、そこに行くまで五分かけてるんですよね。

そこからOPなので、まあ普通に長いなあと思うわけです。

 

軍議に代わって今回話題になったのは光忠'sキッチンのコーナー。

このコーナーいらない。もしくはノリを変えてほしい。しかも軍議ほど面白いわけでもないし。

刀剣男士の本丸での日常を義伝では殊更に見せて行きたいのかもしれないけれど(手合わせや畑当番もあったし)、個人的にそれって刀ステのカラーに合わないんですよね。これに関しては見せ方の悪さ、その場面での会話の悪さもあってそう思ってしまうだけなのでしょうが。

正直なところ、虚伝であれだけビジネスライク本丸感を打ち出しておいて、義伝でこれを翻すように和気藹々本丸っぷりを見せられて、虚伝はなんだったのかと困惑です。

伊達の刀が仲良しだから。

理由はわかりますが、一気にカラーを変えすぎてまるで別の本丸を見ているようです。

これが審神者本人の台詞でもあればまだ印象は違ったのかもしれません。でも審神者の考えや台詞は全て三日月や山姥切国広に代弁させられ、審神者がそもそも見えてこないというのが気持ち悪い。

花丸くらいに本丸自体が和気藹々としたカラーだったらまだよかったのですが、刀ステは虚伝と義伝でのカラーがあまりにも相反していてちぐはぐさが凄いです。浮いてます。気持ち悪い。気色悪い。

喉の所にもやっとしたものが溜まっているような感じです。

だって虚伝で紅白戦してたのが義伝では遠征遠足でどんぐり拾いですよ。

本当に同一人物が管理する本丸なんですか?

だとしたら審神者の軸がブレすぎじゃないですか。

これで審神者に声があったらまだその声音から感情を読み取ろうと努力もできるんですが、それもないですからね。

だから審神者の真意や軸がどこにあるのかわからないことが非常に気持ち悪い。これは花丸でも当初感じたことだけれど、花丸は本丸のカラーが統一されているからそこに審神者の人柄みたいなものを感じられた分、慣れたんですがねー。

まあ軸がブレてるって感じるの輪郭すらも見えない審神者だけじゃないんですけどね。

特に今回見ていて気になったのが鶴丸、三日月。※あくまでも審神者の主観です。本能寺初演を何回も見て、再演も見た審神者の主観です。

三日月の遠足遠征での台詞から「まあまあ兎に角今は遠足をたのし……遠征任務の確認を今一度しておくか」を筆頭にドングリ拾いに異様に拘る三日月。

虚伝で見た三日月はなんだったのかと思いました。

山姥切国広に一緒にドングリを拾うか、いがぐりを拾うかって誘いをしつこく重ねるのも、ゾッとしました。

え、そういうキャラじゃなかったよね?と。少なくとも本能寺の三日月と比べてわけのわからないキャラの差異に気持ち悪さを感じました。

人を食ったような物言いは本能寺からしていましたが、これはそれとも違って違和感。

そして鶴丸

本能寺初演での「驚かせたいものならある……天だよ!」と天を指してせっかく生まれてきたんだ、天くらいは驚かせてみたいって小夜に向けて言っていた鶴丸、とっても格好良かったです。(役者が染谷さんであることを抜かしても)(再演ではカメラアングルの都合で初演ほどの格好良さはありませんでしたがそれでも、台詞の格好良さは変わりません)

なのに、今回それを翻して天よりも三日月の方を驚かせてみたいって言ってるのには悪い意味で衝撃を受けました。

本能寺であんなに格好良かったシーンを撤回された気持ちです。台無しですよ、もう!

だって「いつかあの天をも驚かせたいと思っている。だがもっと驚かしたいものがある。あんただよ」ですよ。三日月が天より上なんですよ。もう前言撤回された気持ちでショックでした。

本能寺のあんなに格好良かったシーンが、特に格好良く決めたわけでもないシーンに上書きされて、がっかりです。

鶴丸推しじゃないのに、この場面で鶴丸のキャラブレを感じてステの刀剣男士に一貫性がないのではないかととどめを刺されました。

なんで天よりも三日月が上回るかなあ……。こう言っては悪いですが、pixivでBLCP混在二次創作見てる気分ですよ。

 

小夜の逸話説明のターン、影絵の絵本みたいで表現は良かった。

でも、お母さんの声、男の人なのが気になってしまい……。

そこは女性を使って欲しかった。

 

伊達政宗と小十郎と忠興様の関係は好きです。

どうでもいいですけど、忠興様のお父上(幽斎)に関しては藤孝さん呼びしてしまいます。だから幽斎って言われるとむしろわからない。

政宗は衣装替えが多くて、ちょっと舞台裏が忙しそう。

間組は概ね、まあそんなに気になりません。一幕は。

あと内容が内容なので「これ真田丸でやった!」って部分もちょくちょくありましたね。真田丸は優秀。

政宗がもう少し早く生まれていたらっていう悔しさからもしもを思うのは自然なことだったと思います。

とはいえ黒甲冑がああなるのはちょっと唐突感が拭えなくもないかな?という印象。

歴史修正主義者がちょっかいを出しているならいるで、そういう描写(歴史修せ主義者なりの動きをという意味)があればわかりやすかった。ただ政宗の悔恨や羨望、妄執に同調しただけはちょっと弱い気もする。

 

伊達組が兎に角伊達男から離れてる。

仲良しこよしだからそれはしょうがないのだろうか。

だとしても伊達男に拘っているはずの燭台切と太鼓鐘が飛びついてぐるぐる振り回す/されるのは、到底私の中の伊達男という言葉のイメージと結びつかない。

そしておにぎりのくだりでもそう。

初見のとき、率直に今朝産みたての卵が下品だと思った。そしてそれをやったのが伊達男二人っていうのもまた……。

たしかここはアドリブなんでしたっけ?こういうアドリブならいっそいらなかったなあ。

 

歌仙という刀の扱い方。

はっきり言って悪くないですか?

全部が全部悪いというわけじゃないんですけど、一部刀剣につんけんしているせいもあって、小夜と大倶利伽羅の対話に割って入ってくる歌仙にはイラッとしましたし、行きませんって返した小夜に「お小夜が冷たい」って言うのに、当然だろって返したくなるくらいで、そういう使い方しないでほしいと思いました。

別に歌仙推してませんけど、逆に推してないからなんでも許容できるって程寛容になれない。

不動くんと蘭丸という存在に関してはもうどっぷり愛してるので、目に入れても痛くない状態でしたが。

 

二幕

冒頭から政宗・小十郎たちとの邂逅。

かつての主との出会い、言葉を交わすシーンはやはり刀剣乱舞としての目玉だと思います。

いろんな作品でのそれぞれの出会いを見るの、実は結構好きです。

倶利伽羅(若い頃に似ている)と燭台切(眼帯がお揃い)が政宗から直接声をかけられます。よかったね。

なんとも言い難い嬉しさがあったろう。と刀剣男士の気持ちを思うのが好き。

ちなみにこの直前、誤魔化す歌仙の後ろで滅茶苦茶ソワソワソワソワソワソワしてる小夜がソワソワしすぎてバイブレーションしてるの面白くて可愛いです。

 

黒甲冑(自称政宗の心の写し身)との最初の戦闘。

まーた小夜が負傷だよ。というのが率直な感想。

あと今回は舞台の高低差が基本的にほとんどないので、殺陣の動きもわりと小さく感じます。

しかし黒甲冑……関ヶ原が始まることを予言しているけれど、どういう流れからその情報を最初に得たのか不明瞭だなあ。

むしろ黒甲冑が黒甲冑として自我を強く持ったタイミングの方がほしい気がする。

そして政宗が小十郎にどうするかって問いかけるシーンで雷雨。

これはちょっと戦国無双思い出すなあ。「わしは龍になるんじゃー!」ってムービーで叫んでいる政宗思い出す。懐かしい。

決意、意志を定めた場面で雷雨ってのは政宗らしいシーンなのかもしれない。

ところで「かどわかす」って日本語違ってない。

拐かすは基本的に誘拐されるって意味だけど……辞書を見るとだまして他へ連れ去るとあるけれど、うーん?

というか燭台切が黒鶴に対して「役不足かな」って言っていて、そこも引っかかったんですけど。

 

二幕では関ヶ原のループと本丸での小夜・山姥切国広のターンが入れ替わりに入るので、長い。

そして一幕でも書きましたが、やっぱり関ヶ原回想からの同じ流れがやっぱり冗長に見える。そこまで丁寧にやらなくても……。

あと忠興様、なんでいつもこうがなり立てる演技なんだろう。歌仙との会話で常に怒鳴っていてうーん……ってなります。

出番は少なかったけど真田丸の忠興様は静かに不穏な人だった印象があって、そっちの雰囲気の方が好きかな。

 

真剣必殺四人が横並びで歩いて登場。

史上最強にダサい。

サッと入口が開いてなんだなんだと思って見ていたら、伊達組四人が横並びシルエット状態で登場。この時点でアルマゲドンを既に思い出さずにはいられないのに、さらに歩いてくるからもう無理だった。なんだったらアルマゲドンの主題歌が脳内再生される。

しかも脱いでいる。

格好悪い……。

真剣必殺しておいて、その登場はとても格好いいとは思えなかった。

というか無理に脱いだ見せ場としてそんなシーン作ったなら、いっそいらないよ……と思いました。

無理矢理脱がせなくても良いから、別に。

 

黒い鶴丸は、なんなんだ。二次創作あるあるか。

鬼○の○徹(二次)でよく見たし、黒い鶴丸もなんだったらpixivの二次創作で両手の数では足りないくらいに見た。

黒い鶴丸は穢れに染まった存在か、成り代わり主か、どこかしらに欠陥のある存在なんですよね!よく見ました!

映像的にとてもわかりやすいけれど、同時に舞台作品で見たかった演出かと言えば、そんなことは全くない。

とは言え、アニメや漫画みたいにわかりやすいオーラを出すのも難しいでしょうから、演出上しょうがないのでしょうが……。あえて鶴丸であった必要性を考えてしまう。

白いから黒でわかりやすくできるから、なのか。

いったいなんだったのか、黒い鶴丸は。

 

伊達と細川の暁。

この暁はいいんだけど、政宗がよぼよぼすぎて引いた。

なんでそんな過剰によぼよぼじいさんにしたのかわからなくて、えっ……なにこの政宗となりました。

だいたい忠興の方が年上でぴんぴんして溌剌としているのに、政宗をあんなによぼよぼ八十過ぎのじいさんみたいな過剰演出好きじゃないです。

あと忠興さん、戦場が恋しいみたいな言葉残しているみたいだし、うーん……。

伊達家と細川家の暁は巧いんですけどね。

 

ラーメン光忠。

エピローグもうちょっとどうにかならない?

燭台切の料理キャラに頼りすぎじゃないですかね。

本能寺でも燭台切に食べ物を持って来させてアドリブ交えつつやっていたけれど……。

初演→再演→義伝って毎回燭台切の料理で締められてるの見るとさすがにもういいよって気分になります。

それでなくてもステだと燭台切の伊達男ぶりがほとんど感じられないのに、料理キャラ強く打ち出されてしまい……。

もう小夜の笑顔だけが癒し。小夜推しじゃないのに。

三日月の舞もいらなかった、なあ。

ステの三日月は風流な平安貴族ってイメージじゃないんですよね。

むしろ室町以降の武将的な側面が強すぎて、【舞】というのがどうしてもそぐわない。

いや、武将だって舞う人は舞を習ったり披露していたってのはわかるんですけどね!

なんというか私はステ三日月に平安色を感じてなくて、別に余興の舞ならそういう舞じゃなくてもよかったんじゃないの?とか考えてしまうのでした。

あと後ろの手拍子の動きもいらなくない。そういう舞じゃなくない?

 

登場人物

山姥切国広

近侍継続中。

悩める近侍。本能寺で多少前向きになったからか、前回から同じ部隊に入ることが多いのか、小夜左文字の悩みを感じて相談に乗ろうとするが、空回り。

とはいえ本能寺みたいに写し写しでネガティブ発動するわけではなかったので、妥当に成長しつつも不器用さが残っているなという感じ。

厨に入るならそのぼろ布は脱げ。

小夜と向き合う役目。しかしいきなり俺に復讐しろは、ちょっとよくわかんないですね?

もうちょっと言い方があったような気もするんですけど……。

フラグかな?「この強さを極めてみせる」ってのは。

 

三日月宗近

キャラブレを強く感じさせた人その一。

いちいち不穏な前振りをすることに定評がある。

そして声は再演に近いので、まだこの声での演技かあ……と。

今回のメイクどうしたんです?それとも前からこうでしたっけ?相変わらずステのアイメイク好きになれない。

なんだか落ち窪んだように見えて不健康的で、さらに演技で目を見開くことが多いからなんだか目だけぽっかり浮き上がってて不気味です。

とてもじゃないけど天下五剣の美しさは感じられない。

不気味であることを表現したいなら、成功してます。

しかし本能寺に増して叫ぶようになってませんか?

これだけ頻繁に声を張り上げる三日月宗近は解釈違い。

だってゲームの三日月さんは出陣しても、真剣必殺しても声を張り上げる刀じゃない。なのにステの三日月は声を張り上げる張り上げる。元近侍にしても三日月っぽく感じられないのが解釈違いの大きな要因。

殺陣は本能寺の頃より好きです。本能寺のときは腰をかなり落として、重心が低いところにありすぎたので、あんまり……だったんですが。今回はそうじゃなくなったので、少し動きに軽やかさが見えた気がします。

 

小夜左文字

安定感ある~!

可愛い~!

修行行ってらっしゃい!!

殺陣がまた一段と磨きがかかっていたように思います。

次回作は過去話だけど出番はあるのかな?なきゃないで全然いいので、修行からちゃんと戻って来た話はやってほしいです。

 

歌仙兼定

ちょっと歌仙のイメージとはズレを感じたのでやっぱりステのキャストとは解釈の相性が合わないことを痛感しました。

表情の作り方や動作が大仰で、雅やかな感じがしませんでした。

ちょっと動作のナルシスト感控え目にしてほしいような……歌仙ならナルシストは許容されるべきなんでしょうか?

あと声も張ってて、なんだか歌仙って感じじゃないんですよね。ちょっと声を張ってる場面多い印象。人見知りだからか知らないけれど。

殺陣は別にいいです。

めちゃくちゃ人間みたいなこと言ってるな枠でもある。「血腥い男だった。僕の理想とする主とはかけ離れていた」

理想の主像があるって、どんだけ人間なんだよ……。

 

燭台切光忠

あのさぁ……そのウィッグはないんじゃないの?その一。

今作の真剣必殺枠でもあったんですが、脱ぐと胸筋が足りないなって思うので、うん。脱がなくてもよかったかな!!演出も微妙だったから本当脱がされてもマイナスって感じで残念。

あと殺陣が変わってます、ね?本能寺のぴょんぴょんしてる殺陣よりは好きです。

ところでいい加減ごくごく普通の至って伊達な男である燭台切を見たいです。

 

倶利伽羅

あのさぁ……そのウィッグはないんじゃないの?その二。

よくわからなかった。

いや、本当によくわからなかった。大倶利伽羅は結局なにがしたかったんだろう?

ちょっとステの彼を察するには五回六回台詞聞いてるだけじゃダメだな、となりました。

一応わかるのは小夜の逸話をおとなしく聞いてるあたり、優しくないわけじゃないようだ、ということくらい。

関ヶ原政宗が来た時「来たか……!」ってなるのがよくわからない。

 

鶴丸国永

あのさぁ……そのウィッグはないんじゃないの?その三。

黒い鶴丸のウィッグもないと思います。

鶴丸の前髪は子供のおえかきみたいな▽前髪。後ろ髪の長い部分の毛の流れもばきばきしててひどい。

鶴丸があまりにもあんまりだったけれど、全体で見ると、わりとただ善良な人って感じだったように思います。

善良で、ちょっと、面白味に欠けましたね。まあ本能寺ほど存在空気じゃなかったのでそこはよかったんじゃないでしょうか。

ただ三日月を驚かせたいって言わせたことはちょっと許し難いです。

 

太鼓鐘貞宗

貞ちゃん……今回は回想要員?

改めて貞ちゃんの義伝での役割を思い返すと、ひたすらに回想要員だったこと以外役割らしい役割がなくてびっくりしました。

回想要員で、あとは茶々入れられるときに盛り上げ役って感じなんですね。

小夜との殺陣の差異は蹴りのあるなしくらいでしょうか。基本的にどちらも腰を落とした構えをしつつ、短刀としての攻撃方法にはそう変わり映えがありませんでした。

まあでも太鼓鐘がぴょんぴょん跳ねて殺陣するのもちょっとイメージじゃないか?

個人的にはもう少しマントの見せ方が良かったら貞ちゃん格好い~!できたかも?

というかこの関ヶ原が初陣って、貞ちゃん大変だね……。

 

伊達政宗

何故あんなにもよぼよぼにした?

晩年は不満がありますが、メインとなる部分では伊達政宗らしい命題で戦国乱世に焦がれている姿を描くのはよかったと思います。

今回の人間組の中では一番好きです。

どことなく戦国の政宗思い出すところも好きなのかもしれない。平生は落ち着きがあって、どっしりしてる感じとか。

いろんなシーンがあるからか、衣装を頻繁にお着替えしていた印象です。

 

細川忠興

なんで常にがなり立ててるんだろう……。

もうちょっと台詞にメリハリあってもよかったような?

忠興様がやけに戦場から離れる意志のある人だったことが意外。

忠興様にはそういうイメージがなかったですしね。

あと結構素直に政宗が好きですよね。すごいストレートに政宗好きっぷりを出してて、捻くれてるところないな!?ってなります。

忠興様にはひねくれ者なイメージがありまして……。

まあ私はガラシャの方がメインステージなんですけどね!(戦国プレイヤー故)ごめんね、忠興様!

 

片倉景綱

面白小十郎枠。

愉快な人で、わりとテンションの乱高下が激しい印象。

でも忠義の人でもあったから政宗にとにかく付き従っていた感じ。とはいえ、忠義の人ならもっと諫めてよぉ!って感じもするし、ループの中で一度くらいは小十郎殺しててもおかしくないんじゃ?とも思ったり。

まあそういう人間組の葛藤入れすぎると長くなっちゃいますし、メインがぼやけちゃうのでしょうがないですね。

とはいえ、やはり小十郎は龍の右目枠。

そこで政宗が踏みとどまれる小十郎という存在はやっぱり大きいなあと思いました。ちょっとステ小十郎だとあまり大きな人物という感じしませんが。

 

 

相変わらずメイク、ウィッグ、衣装、脚本、キャスト・演出との解釈違いがなくならないから、やっぱりこれはもうステ終了までなくなることはないんだ……。

そして「Q.物語とはなんだ」のアンサーはどこにあるんだろうか……。

中盤まで逸話のことを語らせ、終盤でこの問題提起して、アンサーはどこ?

それはそれとして、全然別になるんですが、舞台挨拶で大倶利伽羅の人が英語で挨拶したら=英語のできる大倶利伽羅だ!ってなる流れはさすがに、観劇者の思考にちょっと苦手意識を抱きます。

さすがにもうキャラではなく役者として挨拶をしているところまでキャラと同一視するのはちょっと……控え目に言って、もう少し舞台の見方を弁えた方がいいと思います。

私が言うなってのもわかるんですけど、さすがにステの大倶利伽羅英語できる~!の流れはうんざりするほど流れてきたので、引きました。